| 品数 |
11、9品 |
| 結納金の名称 |
小袖料、帯料、結納料、御結納 |
| 結納金の金額 |
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| 結納金額の基準 |
月給の3ヶ月分 |
| 品目 |
茂久録、御熨斗、寿恵広、小袖料、寿留女、子生婦、家内喜多留、賀慶鯛、御知家
{福岡地方} |
| 特徴 |
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| 結納及び結納返しのしきたり |
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| 結納を納める前に行う儀式 |
「寿美酒」婚約が決まったら大安吉日を選んで酒一升、鯛一匹を仲人又は婿方の親が嫁方へ持参する。一生一代の意味がある。 |
| 結納について |
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茂久録 |
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一、熨斗 |
壱連 |
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一、寿栄広 |
壱対 |
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一、御知家 |
壱対 |
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一、小袖料 |
壱封 |
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一、子生婦 |
壱連 |
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一、寿留女 |
壱連 |
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一、家慶鯛 |
壱対 |
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一、家内喜多留 |
壱荷 |
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以上 |
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右之通幾久敷芽出度御寿納下され度候也 |
結納品は熨斗、寿栄広、御知家、小袖料、子生婦、寿留女、家慶鯛、家内喜多留が基本でそれに結美和、帯、高砂人形等が付いて九品、十一品で使用されています。酒は二升で、鯛は雄鯛雌鯛の二匹で飾りをつけて結納品と一緒に飾る。宛名は〇〇家から〇〇家と書く。嫁方は受書を出すが、最近は結納の時に婿方は仲人と共に両親、本人が同席する為、受書は必要なしと言うことで嫁方より受書を出さない事も多い。 |
| 結納時の土産について |
結納時に土産を持参する方、二割程度、結婚後が多い。 |
| 家族書、親族書について |
家族書、親族書を出す場合は、上書きは「家族書」「親族書」と別々にして結納目録と一緒の台で出す。 |
| 結納当日について |
結納おさめは、婿方から仲人夫妻だけの場合よりも仲人夫妻と両親、本人で行く場合が多い。嫁方は両親と本人で受ける。郡部では、双方又は嫁方のみ親族代表が同席する事がある。接待は会席料理で引出物は食品類が多い。御車料をつける場合がある。又、「お茶見せ」「お茶開き」と称し、結納を披露する。 |
| お返し結納について |
結納に対する返礼はないが、最近は引出結納をする事が多くなって来ている。熨斗、末広、袴料の三点又は酒料、魚料を付けて五点、しかし品物で返礼する場合が多い。背広、時計、タイピンセット等で現金の返礼は少ない。引出結納は、結納当日にする場合が一番多い。又は荷物送りの時にする。品物だけを送る場合は土産として扱っている。 |
| 荷物納め及び土産について |
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| 結納から結婚式までに行われる儀式 |
婚礼までの適当な日に親又は親族代表が荷宰領として荷目録を添えて持参する。婿方は簡単な接待をする。祝儀は出さない場合が多い。手伝人に対しては気持ばかりの祝儀を出す。家族への土産は郡部の方ではある。婿方は結納の時に持参する。 |
| 結婚式について |
ホテル、結婚式場で行う。花嫁の着付料は嫁方負担、挙式料、披露宴の費用は六分四分で婿方負担であるが、最近は婿方負担の額が、多くなっている様だ。仲人への御礼は結婚式後に両家の親が仲人に渡すか、式の後なるべく早く両家の親か又は婿方の親が持参する。金額は基本的には結納金の一割位といわれているが、その時代の相場に応じて応じてお礼の金額を決めている様だ。筑後地方ではお礼に行く時に平茶(仲人の茶)と酒一升を添えて持って行く。 |
| 仲人への御礼 |
「初あるき」と称し、仲人に歳暮として鏡餅一重と品物を贈る。これは三年間続けるとされる。これは三年のうちには子供が生れるであろうし、夫婦仲が本当に固まると言うことである。婿側から嫁の里には鏡餅一重、鰤(ブリ)一尾と歳暮の品を贈ります。この鰤は「嫁ごぶり」が良いという意味でこの鰤を正月の客に使う。 |
| 出産について |
嫁の里より妊娠五ケ月目の戌の日に晒一反と土産又は金封(御祝)を持参する。 |